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フェンシング英語用語まとめ|試合動画で見る言葉を整理

フェンシングの動画や国際大会の情報を見ていると、英語表記が多くて戸惑うことがあります。日本語で覚えている言葉と英語表記がつながると、動画も結果表もかなり読みやすくなります。

この記事では、初心者がまず押さえておくと便利な英語用語を、使う場面ごとに整理します。さらに、フランス語表記、審判の実際のコール、国際大会の結果表の読み方まで解説します。

フェンシング用語が多言語な理由

フェンシングはもともとフランス発祥の競技です。国際的な用語には英語・フランス語の両方が混在しています。

  • 英語: 現代国際的な標準
  • フランス語: 歴史的・伝統的な用語
  • 日本語: カタカナで取り入れた

用語の三重構造

意味 英語 フランス語 日本語
攻撃 attack attaque アタック
守り parry parade パリー
返し riposte riposte リポスト

日本語は英語+フランス語を混ぜて使うのが現実です。

まず覚えたい基本用語

英語 日本語のイメージ 補足
fencing フェンシング 競技全体
foil フルーレ リッツで扱う種目
epee エペ 全身有効面の種目
sabre サーブル 上半身有効面の種目
bout 試合 1試合を指す言葉
piste ピスト 競技を行う細長いコート
strip ストリップ ピストの別称
fencer フェンサー 選手
foilist/epeeist/sabreur 種目別選手呼称 -

種目呼称のフランス語表記

  • Fleuret (フランス語) = Foil (英語) = フルーレ
  • Épée (フランス語) = Epee (英語) = エペ
  • Sabre (フランス語) = Sabre (英語) = サーブル

フランス語・英語どちらの表記も見かけます。

試合中によく見る言葉

英語 意味
attack 攻撃
parry パリー、防御で受ける動き
riposte リポスト、守った後の返し
counterattack カウンターアタック
touch 有効打突、得点になる一本
referee 審判
en garde 構えの姿勢(仏語由来)
ready 準備
fence 始め
halt 止め

英語表記を見る時は、技名を完璧に覚えるより 攻撃・防御・返し の3つに分けて読むと理解しやすいです。

攻撃技の英語

英語 意味
lunge ランジ(踏み込み)
flèche フレッシュ(駆け抜け攻撃)
fleche flècheの簡易表記
beat ビート(剣を叩いて払う)
feint フェイント
disengagement 刀を回避する動き
thrust 突き

防御技の英語

英語 意味
parry four (parry 4) 4番パリー
parry six (parry 6) 6番パリー
parry seven (parry 7) 7番パリー
parry eight (parry 8) 8番パリー
circular parry 回転パリー

スコアや大会まわりでよく見る言葉

英語 意味
pool 予選プール
direct elimination トーナメント本戦
table of 64 64人トーナメント
table of 32 32人トーナメント
round of 16 16人トーナメント
quarterfinal 準々決勝
semifinal 準決勝
final 決勝
bronze medal match 3位決定戦
individual 個人戦
team 団体戦

結果表では pooldirect elimination の違いが分かるだけでもかなり読みやすくなります。

結果表の略語

  • V = Victory(勝ち)
  • D = Defeat(負け)
  • V/M = Victories / Matches(勝率)
  • TS = Touches Scored(得点)
  • TR = Touches Received(失点)
  • IND = Indicator(得失点差)

用具の英語

英語 日本語のイメージ
mask マスク
jacket ジャケット
glove グローブ
body cord ボディコード
lame メタルジャケット(通電する上着)
blade 刃部、ブレード
grip グリップ(握り部)
pommel ポンメル(柄尻)
guard ガード(鍔)
plastron プラストロン(下着保護)
breeches ブリーチ(ズボン)
knee socks 膝丈ソックス
fencing shoes フェンシングシューズ

特に lame は日常英語の感覚と違うため、最初に覚えておくと便利です。英語本来の意味(足が不自由)とは無関係で、フランス語由来(lamé = 金属糸入りの布)です。

グリップの種類

  • French grip = フレンチグリップ(クラシカル)
  • Pistol grip = ピストルグリップ(近代的)
  • Belgian grip = ベルギアングリップ
  • Italian grip = イタリアングリップ

コールで知っておきたい言葉

国際大会の動画では、審判の発話が聞き取りにくいことがあります。全部を聞き取る必要はありませんが、次の言葉はよく出ます。

  • En garde: 構え(仏語)
  • Ready / Prêts: 準備
  • Fence / Allez: 始め(仏語では「行け」)
  • Halt / Halte: 止め
  • Touch / Touche: 有効打突
  • No touch / Pas de touche: 得点なし
  • Attack no / attack yes: 攻撃の有無判定
  • Off target: 有効面外

これだけでも、動画の流れがかなり分かりやすくなります。

審判の実際のコール例

試合開始: - “En garde!” → “Ready?” → “Fence!”

得点: - “Halt!” → “Attack from the right, touch right!” → “1-0”

判定不明: - “Halt!” → “Simultaneous attack, no touch.”

国際大会結果表の読み方

FIE(国際フェンシング連盟)の公式ページの見方:

プール戦の表

例:

FRA Fencer A  V4 D1  TS25 TR18 IND+7
USA Fencer B  V3 D2  TS22 TR20 IND+2
  • 国籍コード(3文字): FRA=フランス、USA=アメリカ、JPN=日本
  • V/D: 勝ち数/負け数
  • TS/TR: 総得点/総失点
  • IND: 得失点差

トーナメント表

  • Round of 64 → 32 → 16 → Quarterfinal → Semifinal → Final

メダル表示

  • Gold (金)
  • Silver (銀)
  • Bronze (銅) ※フェンシングは準決勝敗者の両方が銅

英語用語を覚えるコツ

日本語とセットで覚える

parry = パリー のように、カタカナでつながるものが多いです。無理に全部英語だけで覚える必要はありません。

動画と一緒に覚える

試合動画を見ながら「今のが attack か」「これは parry か」と結びつけると、記憶に残りやすくなります。

まずは10語で十分

最初から大量に覚えなくて大丈夫です。種目名、attack、parry、riposte、touch あたりが入るだけで、見える景色はかなり変わります。

優先度順に覚える

最優先(10語): 1. foil, epee, sabre (種目名) 2. attack, parry, riposte (技) 3. touch (得点) 4. en garde (構え) 5. halt, fence (試合コール)

次の10語: - piste (コート), bout (試合), referee (審判) - lunge (踏み込み), feint (フェイント) - pool, direct elimination (大会システム) - medal, final (結果) - mask, jacket (用具)

フランス語も少しは知ると便利

国際大会ではフランス語のコールもあります。

  • Allez = 始め
  • Halte = 止め
  • Touche = 得点
  • Prêts = 準備

フランス語が混じる理由

フェンシングは19世紀までフランス貴族の競技として発展。用語の多くがフランス語のまま国際化されました。

よく見るフランス語用語

フランス語 意味
lunge (ランジ)※英語化 踏み込み
parry (パリー)※英語化 防御
riposte (リポスト) 返し
en garde 構え
flèche 駆け抜け
coup double 両者当たり(エペ)

よくある質問

Q1: 英語が苦手でも国際大会動画を楽しめる?

A: はい。10-20語覚えれば十分楽しめます。特に得点時のコールが分かれば流れが追えます。

Q2: 子供にも英語用語を教えるべき?

A: 少しずつなら良い刺激になります。「これは attack」「これは parry」程度で。

Q3: FIEの結果ページはどう見る?

A: 国籍コード + 順位 + 得点を見るのが基本。V/D/IND が分かれば予選プール表も読めます。

Q4: 英語フェンシング解説で勉強したい

A: FIE公式YouTubeOlympic公式に英語解説の動画が多数。

Q5: 審判が日本語と英語どちらでコール?

A: 国内大会は日本語、国際大会は英語/フランス語。国内でも高レベル試合は英語のことも。

まとめ

  • フェンシングは英語表記が多いが、基本用語はそれほど多くない
  • 種目名、試合進行、技術、用具の4分類で覚えると整理しやすい
  • 動画と一緒に覚えると定着しやすい
  • 最初は10語前後で十分観戦が楽になる
  • フランス語も混じるので注意

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